こんばんは弁護士のRuiです
今回は粘着夫と結婚している方、粘着夫と離婚したい方に向けて、粘着夫と離婚する場合に注意すべきことや対処法をまとめました
粘着夫って何?
粘着夫に定義があるわけではありませんが、異常に執着心が強く、少しのことでもずっと根に持つような粘着質な性格の男性が多いです
粘着夫は離婚後にストーカー化することも少なくないです
粘着夫は離婚割合が高い
離婚事件を多く扱う弁護士は、粘着夫と接することが多々あります
私の経験上も、粘着夫がかなりの割合を占めている印象です
これは、そもそも、性格があっさりしている夫であれば、そこまでこじれずに離婚する一方で、弁護士に相談や依頼をする時点でかなりこじれているため、夫が粘着質である可能性が高いという理由だと推測されます
本当にあった粘着夫の話
ある粘着夫の離婚事件では、夫が妻と同居していた頃、離婚の話しが出る前から、こっそり録音をしており、その録音を調停や裁判で証拠として出してきました
このような盗聴とも言うべきものであっても、裁判での証拠としては認められてしまいます
粘着夫との離婚を考えている方は、夫や子どもに対して暴言やうかつな発言をしないようにし、一度ボイスレコーダーが仕掛けられていないかよく探すことをおすすめします
粘着夫との離婚は長引くことが多い
また、粘着夫は、妻をとことん苦しめようとするので、離婚が長引くことが多いです
これは、①妻を長期間精神的に苦しめたいという理由と、②色々な名目で裁判や調停を起こすことで妻が支払う弁護士費用を多くしようという意図もあります
対処法
粘着夫に対する対処法は以下の通りです
①妻を長期間精神的に苦しめたいという理由について
→婚姻費用を請求することで、夫側が時間稼ぎをしにくくなります!
②色々な名目で裁判や調停を起こすことで妻が支払う弁護士費用を多くしようという理由について
→弁護士費用については法テラスを活用するなど対策ができることもあります
※弁護士費用を安くする方法については後日ご紹介します
まとめ
いかがだったでしょうか
今回の記事をまとめると…
・夫や子どもに対して暴言やうかつな発言をしない
・一度部屋に録音機がないか確認するべき
・粘着夫との離婚は長引くことが多い
・粘着夫は妻を長期間精神的に苦しめたい
→婚姻費用を請求することで時間稼ぎしにくくする
・粘着夫は妻の弁護士費用をなるべく多くして苦しめたい
→法テラスを活用するなどの対策
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