
みなさんこんにちは。ししまる&るいです!
皆さんは自分の子どもにゲームを与えていますか?
今やゲームはスマホでも手軽にできるようになり、一人一台の時代となっています。
子どもがゲームをしてくれている間はゲームに集中しているため、親がご飯の用意をしたり趣味の時間にあてたり、何かをしたい時には便利ですよね。
でも、子どもがゲームをやめてくれなくて生活に支障が出て困っているなんてことはないでしょうか。
今日の朝の出来事。学校行く時間になってもゲームをやめない子どもたち。
— ブルドックソース (@nLhavFsR77Avuln) February 25, 2019
「ゲームやめて早く準備しなさい」
「着替えなさい、トイレ行きなさい」
とガーガー言っていたら、三男が
「なんでそんなに命令するの?」と言ってきた。確かに命令口調で話していたのかと、ふっと気づいた。
子ども専用のゲーム機を与えないということが一番簡単な対応なのですが、周りのお友達も持っていたりしてなかなか現実的ではないですよね。
そこで、今回はゲームをやめられない子どもに対してどのような対応をとると良いのかを紹介していこうと思います。
・子どもがゲームをやめない
・注意しても子どもが怒りだして言うことを聞かない
・子どもがルールを守ってくれない
なぜゲームをやめられない?

子どもがゲームをしている時に、やめるように注意をしてもなかなか聞き入れてくれないですよね。
大人もそうであるように、子どもも自分が行っていることを否定されて命令されたら耳を傾けたくなくなります。
この時、親はなぜ子供がゲームをやめられないのかを理解して、やめられない事実を一度認めてあげることが必要です。
そもそも、ゲームは次々にタスクが与えられ、やめられないように設計されています。
大人であっても簡単にやめることができない人がたくさんいるのですから、子どもも同じであることを理解してあげましょう。

私も一度ゲームを始めたらなかなかやめられない…
理解した上で、ゲームをすること自体が悪いのではなく、何がよくないのかを子どもと一緒に話し合ってみましょう。
子「うん」
親「わかるよ。だけど、そろそろ終わりにしないと明日起きられなくなるね。遅刻したら嫌だよね」
子「遅刻したくない」
親「それならキリがいいところでやめようか」
子「次のセーブポイントでやめるね」
子どもがゲームをやめない時はどうするべき?

子どもがゲームをしている時は、なかなか話も聞いてくれないなんてことはありますよね。
そのような時は以下を試してみましょう。
【与える前にルールを決める】
誕生日やクリスマスなどで新しいゲーム機やゲームソフトを与える前に、まずはルールを決めましょう。
それぞれのご家庭でルールを決めていることもあるかと思いますが、ゲームを与える前に決めることが重要です。
・平日は宿題やお風呂などやるべきことを終わらせてから1時間まで
・休みの日は3時間まで
・ご飯の時や出掛ける時はしない
・家の外に持ち出し禁止
・例外があるときは必ず親に相談する など
また、ルールを決める時は親が強制的に決めるのではなく、なるべく子ども主体で決めようにしましょう。
人は、他人に決められたルールよりも自分で決めたルールの方が守る意識が強く働くからです。

子ども主体でルールを決めるといっても、親の意見を挟んでもOK。お互い納得のいくまで話し合うことが大切だね!
【ルールと一緒にペナルティをあらかじめ決める】
ルールを決めるだけではなく、ルールを破った時はどうするか(ペナルティ)を決めることも非常に大切です。
また、決めるだけではなく、ルールを破った際はペナルティを必ず実行するようにしましょう。
なぜなら、ペナルティを実行しなければ、ルールを破っても何にも起きないと子どもが感じてしまい、次からルールを破るハードルが下がってしまうからです。
ペナルティを決める際も、子ども主体で決めるようにしましょう。
・ルールを破ったら3日間ゲーム禁止
・ルールを破ったら1週間お菓子禁止 など
ルールとペナルティを決めたら、子ども自身に紙に書かせ、見えるところに貼るようにするとより効果的です。

見えるところに貼っておくと、子どもも常にルールを意識できるね!
【ルール内でもやめて欲しい時】
事前にルールを決めていても、どうしてもやめて欲しい時があるかと思います。
例えば、平日のゲームを1時間とルールを決めていても、外出をしていて寝る時間が遅くなるため、30分でゲームをやめて欲しい時などですね。
そういう場合は、「ゲームをやめなさい!」と頭ごなしに怒りつけるのではなく、「今日は遅くなったから、あと10分だけしたら終わるようにしようか。残りは別の日に少しだけ多くするようにしよう。」と提案してみるのはどうでしょうか。
すぐにやめるように言うのではなく、少しだけ時間に余裕を持たせて提案することで、ゲームのセーブをしたりやめる準備もできるし、別の日に少し多くゲームができるので子どもも話を聞きやすくなるでしょう。

子どもがルール内で遊んでいるのに!と不満を抱かないような提案をできるといいね!大人もルールを守る姿勢があることを子どもにみせる必要があるんだね!
事前にルールやペナルティを決めていない場合

とはいえ、ルールやペナルティも決めずに、すでにゲームを与えてしまってる!なんてこともあるかと思います。
その場合どうしたらいいか見ていきましょう。
【問題点を話し合い、一緒にルールとペナルティを決める】
今の状況で何が問題かを子どもと一緒に話し合いましょう。
この時も、一方的に親が意見を押し付けるのではなく子どもに考えさせてみることが大切です。
親「今まではゲームをする時のルールは特になかったけど、ルールを決めようと思う。どうしてだと思う?」
子「いつまでもゲームをするから…かな」
親「そうだね。いつまでもゲームをして宿題する時間がなくなったらどうなる?」
子「宿題を忘れて学校で恥ずかしい思いをするかもしれない」
親「そうなったら嫌だよね。それに毎回「やめなさい!」って怒られるのも嫌だよね。だから一緒にルールを考えようか」
このように何が問題かを話し合い、どうしてルールを決める必要があるのかを子どもが納得すると、決めた後もルールを守りやすくなるでしょう。
ルールを決めることを子どもが納得したら、あとは先ほどと同じように子ども主体でルールとペナルティを決めましょう。

小さい子どもだと、どうしてゲームをやめないといけないのか、きちんと説明しないとわからない場合もきっとあるよね。話し合うことで、子どもの自主性も伸ばすことができるね!
【長所だと割り切って一切注意しない】
逆にゲームを継続してするのも集中力がついて長所になると考え、全く干渉せずに徹底してゲームをやらせるというのも一つの方法です。
IT会社の社長やプロのゲーマーの方などの中には、小さい頃から好きなだけゲームに触れていたというエピソードをよく聞きます。
それに、ずっとゲームをやり続けていたら子どもが飽きて自然とやめる可能性もあります。
その間に、宿題を忘れたり遅刻したりするかもしれませんが、本人が学校で怒られて恥ずかしい思いをすることで、自分でゲームを制限し始めることもあるでしょう。
一番良くないのは、親が中途半端な対応をすることです。
親が一貫性のないことをすると、子どもは言うことを聞いてくれませんので、この方法を試す場合は、一切干渉しないことを親も覚悟して実施しましょう。

何時間も毎日ゲームをすることも一つの才能ということだね。
まとめ

いかがだったでしょうか。
今回の記事をまとめると
・ゲームを買い与える前にルールとペナルティを決める
・ルールとペナルティは子どもと一緒に決める
・ルールを破ったら必ずペナルティは実行する
・ゲームをやめて欲しい時は時間に余裕を与える
・親もルールを守る姿勢を見せる
・事前にルールを決めていない時は問題点を子どもと話す
・ゲームをすることに一切干渉しないのも一つの方法
・親が中途半端な対応をしない
子どもがずっとゲームをしてやめてくれなかったら、ついつい口うるさく言ってしまいますよね。
でも逆にゲームにこれだけ興味があるということは、プログラミングなどにも興味を持ち、将来はエンジニアになるかもしれません。
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一見短所にみれるところも、見方を変えれば長所になるかもしれないですよ!
子どもの気持ちを尊重して、上手くゲームと付き合っていけるといいですね。