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少年が非行に走る家庭の特徴5つ!原因と対策は?

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子ども・妊娠・出産

こんにちは。ししまる&るいです!

子どもを持つ親ならば、自分の子どもが不良になってしまわないか不安ですよね。

非行と家庭環境は深く関係していることが知られています。

子どもを非行に走らせないようにするためにどうすればいいのか気になりますよね。

今回はどういう家庭が非行少年を生み出すのか紹介します。

特に記事を読んでほしい人

  • 子どもが非行に走らないか不安な人
  • どういう家庭環境が非行少年を生み出すか知りたい人
  • 子どもを非行に走らせたくない人
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非行とは?

非行とは、20歳未満の少年(少女)による犯罪のことです。

昔の非行は、経済的な貧困や親や社会に対する反発が原因であることが多かったです。

それに比べて今時は、遊びの延長だったり、軽い気持ちで行うことがほとんどになりました。

ししまる♀
ししまる♀

時代が変われば、非行のスタイルも変わるんだね!

非行少年を生み出す家庭の特徴

子どもと親との関係が威圧的、暴力的な場合、また、子どもを放任している場合、こどもは非行少年になりやすいことがわかっています。

【暴力的に言うことを聞かせる家庭】

子どもが親に何かしてほしい時に、暴力的、威圧的、脅迫的な行動をとって、親がこれに応じて要求を通してしまうと、子どもの攻撃行動が強化されてしまいます。

るい♂
るい♂

これがパターソンによって提唱された「威圧的家族過程」といわれる理論なんだって!

また、親が子どもに何かしてほしい時に暴力を用いることが多い家庭ではこの傾向はより顕著になります。

子どもは問題が起きた際に、攻撃という手段が一般的だと考えるようになってしまいます。

子どもが良くないことをしてしまった場合は、暴力で言うことを聞かせるのではなく、感情的にならずゆっくり説明して納得させるようにしましょう。

【子どもへの監督と指導不足】

親が子どもがどこで誰と過ごしていることを知らないことと子どもの非行は密接に関係しています。

特に子どもの周りに「悪い友だち」がいると非行のリスクは高くなるので、親が交友関係や自由時間の過ごし方を指導していく必要があります。

子どもの多くは、親の指導にそのまま従うわけではないですよね。

しかし、従うかどうかではなく、指導が行われること自体が重要なのです。

自分のことを気にかけてくれる人がいるということが非行の抑止になるので、食事の時などに学校でその日何をしたかなど日ごろからコミュニケ-ションをとってあげるようにしましょう。

ししまる♀
ししまる♀

放任主義が一概に悪いわけではないだろうけど、子どもが間違った道に進みそうな時はきちんと指導してあげることが大切なんだね!

  • 暴力的な家庭で育つと暴力的な子どもに育ちやすい
  • 放任主義は非行少年になるリスクが高い

親の若さと子どもの非行の関係は?

両親の年齢が若いと子育て能力が十分でないことや経済的な問題から子どもが非行少年になる可能性は高くなります。

ししまる♀
ししまる♀

当然ですが若い親でもしっかり子育てしている人はたくさんいます!若い人が置かれている状況が、リスクを高くしているということだね。

【若年両親の行動】

特に母親の年齢と子どもが非行に走るリスクは密接に関係しています

若年の両親はより年長の両親と比べて、下記の行動をとることが多いことがわかっています。

  • 子どもへの関わりが少ない
  • 暴力的対応が多い
  • 干渉的
  • 許容的でない
  • 子どもの反応に対して応答性が少ない

これらの行動は、先ほどの「威圧的家族家庭理論」と「子どもへの監督と指導不足」が起こりやすいのです。

【経済的ストレス】

両親の年齢が低いと、経済的にそれほど恵まれていない場合が多いです。

経済的に貧困であると、人間関係のストレス増加させるのに加え、子どもをかまってあげる時間が短くなる傾向にあります。

【離婚や夫婦仲の悪さの関係は?】

両親の年齢が低いことはそれ自体が、離婚や夫婦仲の悪さのリスク要因となります。

親が離婚した家庭の子どもが非行に走るリスクは、両親が離婚していない子どもより2~3倍高いといわれています。

ただし、最近の研究では、離婚するという行為自体の効果より、夫婦間の対立した環境下に子どもが長時間置かれることが非行に走るリスクが高くなることがわかっています。

とくに父親が母親に暴力的に接していた場合、この傾向が大きくなります。

るい♂
るい♂

特に若い両親の場合は、リスクが高い状況下にあることを理解して、自分たちだけで悩まずに自分の親や周囲の人たちに手助けしてもらえるといいね

不良のレッテル貼りが不良を作る?

出来心で犯した行為から不良のらく印を押されることで、その少年は次第に孤立していきます。

そうなると、その少年は不良グループに居場所を求めて更に非行行為を繰り返すという悪循環になってしまうことがあります。

このような状況を、アメリカの社会学者ベッカーは、ラベリング理論と提唱しています。

一律には非行といっても、動機や良くないとされる理由はそれぞれであり、一括りに不良といってしまうのは良くありません。

どうしてそういうことをしたのか、なぜその行為がよくないのかをよく話し合うことが大切です。

どんな状況であっても、見放さず居場所を与えてあげることも親のできることの一つですね。

ししまる♀
ししまる♀

指導することも大切だけど、子どもに寄り添ってあげることも大切なんだね!

まとめ

いかがだったでしょうか。

この記事をまとめると、子どもが非行に走りやすい家庭の特徴は以下の通りです。

  • 子どもに言うことを聞かせる時に暴力的で強引な家庭
  • 子どもへの監督・指導不足で放任主義の家庭
  • 両親が若く経済的なストレスが多い家庭
  • 夫婦が対立している家庭
  • 子どもに対し不良のレッテルを貼る家庭

子どもが健やかに成長していくためには、親が子どもに愛情をたくさん注いで信頼関係を作ることがとても重要です。

子どもを非行に走らせないために、上記の特徴に当てはまらないように意識してみてはいかがでしょうか。

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