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親権を判断するために重要な4つの事情【弁護士監修】

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不倫

こんにちは

弁護士のRuiです

離婚をする際、子どもがいる場合はまず親権を決める必要があります

親権者を父と母のどちらにすべきかは、子どもにとってどちらが良いかで判断されます

そこで今回は、親権を判断するために重要な4つの事情について解説します

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①監護実績

親権者を決めるにあたっては、父母のうちどちらがこれまで主に子どもを監護してきたかが重要な事情となります

これまで子どもを監護してきた方が、例えば子どもの日々の食事病気学校等の環境についても把握しており、慣れているといえるためです

親権が欲しい場合に別居をする際は、子どもを置いていかず一緒に暮らすようにしましょう

また、子育ての実績を示す証拠となる育児日記や母子手帳、保育園等の連絡帳、写真などを確保しておきましょう

②子どもの年齢・意思

子どもが小さい場合は、母親が優先されるケースが多いです

子どもの年齢と親権者の判断の目安は以下の通りです

0歳~10歳未満 愛情と監護実績が重視されるため母親となる場合が多い
10歳以上~15歳未満 子どもの発達状況や監護状況、子どもの意思が考慮される
15歳以上~成年未満 原則として子どもの意思が尊重される
成年以上 親権者を決める必要なし

③周囲の環境

現状の生活環境をなるべく変更しない形で親権者を決めるべきとされています

生活環境を大きく変えることは子どもにとってストレスをかけてしまうためです

また、あなたの父母など、身の回りに子どもを看てくれる人がいるかどうかは重要な要素になります

最も理想的なものは、別居後からあなたが子どもと一緒に実家で生活し、父母と協力して子どもを監護している実績を作ることです

④虐待や育児放棄などがないか

これまでの監護実績や周囲の協力があっても、虐待や育児放棄などをしていた場合には親権者を判断するにあたってマイナスに評価されます

【番外編】金銭面や不倫は影響する?

経済状況については、非親権者からの養育費の支払いが前提となるため、大きく考慮されることはありません

また、母親が不倫をした場合であっても、育児放棄等がなく、育児をきちんとしていた場合は親権の判断に大きく影響しません

まとめ

いかがだったでしょうか

今回の記事をまとめると

・子どもの監護をしてきた方の親が有利
・子どもを監護した証拠を確保しましょう
・子どもが小さい程、親権は母親となる場合が多い
・周囲の助けも親権の判断材料でプラスとなる
・子どもへの虐待や育児放棄などがあるとマイナスの材料となる
・金銭面や不倫は親権には大きく影響しない

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