※本ページはプロモーションが含まれています
こんにちは!離婚情報を発信している弁護士のるいです
離婚を考え始めた時に最初に頭によぎるのが、お金の不安なのではないでしょうか?
離婚を考えているけど、お金が足りるか心配
婚姻費用の金額が決まるまでは貯金を切り崩さないといけない?
特に夫がモラハラ気質がある場合には、生活費を渡さないなどのトラブルはよくあります
調停で婚姻費用を決めるにしても時間がかかるし、その間の生活費も必要ですし、不安も大きいかと思います
そんな時ぜひ知っていていただきたいのが、婚姻費用の仮払い
上記のような不安を少しでも解消するため、今回は別居から離婚までの間に発生する「婚姻費用」について、特に仮払いに絞って解説します
法律相談の中でも婚姻費用についてよく知らない人が多いよ
≪お知らせ≫リモート法律相談始めました!気になる方はこちらから↓
婚姻費用って?
婚姻費用は、簡単にいうと、別居期間中の生活費のことです
場合によっては同居中でも認められる場合もあります
婚姻費用は婚姻中に発生するものであるため、離婚後は婚姻費用は発生しません
離婚した後は、婚姻費用ではなく養育費が発生することになります
婚姻費用と養育費は混同しやすいから注意が必要だね!
婚姻費用の仮払いとは
仮払いとは、文字通り仮の支払いであり、婚姻費用について協議や調停などで最終的に金額を合意するまでの間、暫定的に金額を合意することです
通常は、婚姻費用の金額は最終的に決まってから支払いを受けることになります
しかし、婚姻費用については日々の生活費という位置づけであるため、支払われない場合には生活が困窮することもあります
そこで、当面の生活を維持していくため、婚姻費用の仮払いを請求することがあります
婚姻費用の調停の中で、婚姻費用の仮払いを求めることができます
あなたが支払いを求める側であれば、通常は相場の金額よりも低い金額で仮払いをもらうことになります
ただし、仮払いは相手方に強制できるものではないです
仮払いをもらった場合の処理
では、仮払いをもらうと婚姻費用にどう影響するのでしょうか?
最終的に調停で婚姻費用が決まったなどの場合には、それまでの分の婚姻費用については、その金額と仮払いの金額の差額が未払い分として発生することになります
具体例
調停で婚姻費用15万円と決まったが、調停申立て後から半年間、仮払いとして10万円の支払いを受けていた場合、30万円{(15万円×6ヶ月)-(10万円×6か月分)}が未払い分として請求できる
婚姻費用は調停を申し立てた時点まで遡って請求することができるよ!
仮払いを請求するための準備
仮払いの交渉を行う場合には、以下のことを準備しましょう
・現在の生活が困窮していることを示す資料を保存
・婚姻費用の相場を予め調べる
・協議中なら婚姻費用の調停申立ての準備
一つずつ解説します
・現在の生活が困窮していることを示す資料を保存
別居を開始し、引っ越しの初期費用等が生活費を圧迫している場合には、引っ越し業者から領収証をもらっておくなど
・婚姻費用の相場を予め調べる
裁判所で決まる場合の婚姻費用の金額幅をある程度把握しておき、それに収まる金額で仮払いの金額を設定しましょう
・協議中なら婚姻費用の調停申立ての準備
仮払いを支払うか否かで時間がかかるようであれば、婚姻費用の金額も決まるまでに時間がかかることが予想されます
未払い分の請求をするためにも、早期に調停に移行することをおすすめします
遡って請求するためにできるだけ早く必要資料を集めて調停の準備を進めましょう!
◆離婚を考えているあなたへ◆
離婚は人生の大きな転機。精神的な負担だけでなく、経済的な不安も伴います。離婚を切り出す前に生活費の見直しをお金のプロに相談しておくと安心!
一人で考えるよりもライフプランや家計見直しなどをプロに無料で相談しよう!
まとめ
今回は婚姻費用の仮払いについて解説しました!
これまでの内容を簡単にまとめると…
・婚姻費用の仮払いは最終的な金額が決まる前に、暫定的に支払われる金額
・相場より低い金額で仮払いを受けることがある
・調停で婚姻費用が決まった際、仮払いとの差額が未払い分となる
・現在の生活が困窮していることを示す資料を保存しておく
・婚姻費用の相場を調べておく
・調停の準備をしておく
◆夫が不倫しているかもという方◆
夫の不倫を疑っている、または確信している場合、その証拠を確実に掴むことが重要です。離婚を切り出す前に、まずは信頼できる探偵を探して証拠を固めよう。どの探偵事務所が自分に合っているのかわからない~!という方には一括査定できるココがおすすめです!↓
◆離婚後の収入が不安な方はこちらの記事を↓
インスタグラムでも
不倫や離婚問題に関する記事を
毎日投稿しています↓↓是非ご覧ください!